グラフを選ぶコツ
グラフには様々な種類のものがあります。扱うデータや目的に合わせて適切なグラフを選ぶことが大切です。
棒グラフ(オールラウンド)
- 数量の大小(比較)や分布状況を把握するのに向いている
- 割合の比較に特化したいときは、「円グラフ」にするのも手。
- オールラウンドに利用できる。どのようなデータでもひとまずかたちにできる。
- 連続した時系列のデータを詳しく分析したい場合には、「折れ線グラフ」にするのも手。
- ラベル(項目名)が長い場合には、横向きに配置すると図示しやすい。
円グラフ(割合)
- 全体における部分の割合を表すのに向いている(総量はそこまで重要ではないときに)。
- 円グラフを上手に図示するコツ
- 割合の大きい順番に並べる
- 合計値は100%にする。
- 項目数はできれば5つほどに収める。 - 複数の円グラフ同士を比較する場合には、100%積み上げ棒グラフ(帯グラフ)の方が比較しやすい場合がある。
折れ線グラフ(時系列の傾向)
- 時系列データの変化の傾向(増加、減少、傾向無し)を詳しく見るのに向いている。
- 時間を飛ばしてはいけない。傾きの意味が失われてしまうため。その場合は、棒グラフにするなど対応を検討する。
- 数量の大小(比較)や分布状況を把握したいときには、折れ線グラフではなく、棒グラフを使用する。
- 項目数はできれば4つほどに収める。
以上。