近年、情報収集手段としてウェブが活用されるようになって久しいが、これにより従来顧客向けに提案書や企画書を作成してきたビジネスパーソンが「ウェブライティング」を余儀なくされるケースが少なくない。しかし、不特定多数の人に読んでもらうための文章は、いわゆる企業間取引における文の書き方からすると少し勘所が異なる。たとえば「漢字を適度にひらく」というのもそのひとつ。漢字ばかりの文章は相手に形式ばった、とっつきにく印象を与えてしまうことがあるため、注意が必要だろう。
ひらく漢字
◯◯する上で、 |
→ |
◯◯するうえで、 |
1つ |
→ |
ひとつ |
併せて参考に |
→ |
あわせて参考に |
例えば、 |
→ |
たとえば、 |
◯◯と共に |
→ |
◯◯とともに |
大き過ぎる |
→ |
大きすぎる |
大体 |
→ |
だいたい |
一杯 |
→ |
いっぱい |
その他に |
→ |
そのほかに |
中でも、 |
→ |
なかでも |
取っ付きやすい |
→ |
とっつきやすい |
良いでしょう |
→ |
いいでしょう |
◯◯した方が |
→ |
◯◯したほうが |
◯◯が無いように |
→ |
◯◯がないように |
文字通り |
→ |
文字どおり |
すぐ側で |
→ |
すぐそばで |
まず始めに |
→ |
まずはじめに |
お勧め |
→ |
おすすめ |
様々 |
→ |
さまざま |
程よく |
→ |
ほどよく |
使い |
→ |
づかい |
ひらかない漢字
要点をおさえて |
→ |
要点を押さえて |
自然なかたちで |
→ |
自然な形で |
声をおさえる |
→ |
声を抑える |
いい方を変えると |
→ |
言い方を変えると |
づくり |
→ |
作り |